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ラグビーW杯 NZ負けるが勝ち
【ファンガレイ(ニュージーランド)藤野智成】ラグビーワールドカップ(W杯)で、第1回大会以来2度目の優勝を狙う地元ニュージーランド(NZ、世界ランク1位)は24日、オークランドのイーデン・パークで、準優勝2度を誇るフランス(5位)とぶつかる。W杯での対戦成績は2勝2敗で、前回大会では準々決勝で惜敗。NZは初めて4強進出を逃す屈辱を味わった。日本も属する1次リーグA組の事実上の1位決定戦だが、直前にきて「負けるが勝ち」と意外な声が聞こえ始めた。
発端は17日の波乱。過去2度優勝のオーストラリア(3位)が、アイルランド(6位)にW杯5度目の対戦で初めて敗れ、C組の1、2位が予想と入れ替わることが濃厚になった。組み合わせは08年12月、強豪が偏らないように、当時の世界ランクを基に振り分けられた。1次リーグは5チームずつ4組に分かれて総当たり戦を実施。各組上位2チームが進む決勝トーナメントは「組」と「順位」で対戦カードが決まる。 前評判の高いNZとオーストラリアは順当なら、決勝まで顔を合わせないはずだったが、事情は変わった。NZがA組1位になれば、準決勝で、オーストラリアと前回覇者の南アフリカ(2位)の勝者との対戦が予想される。2位になれば、もう一方の「山」に逃れることができる。
19日付の地元紙「ワイカトタイムズ」は、「決勝までの道のりを考えれば、負けることはそんなに悪いことではない」と主張。その一方でラグビー王国の事情を踏まえ「先を見て、ベストを尽くさないことは受け入れられないだろう」とも指摘する。
フランスは20日、期限より2日も前倒しして出場メンバーを発表した。SHが本職のパラをSOで初先発させ、SOトランデュクを控えに回すなど、ベストの布陣は組まなかった。約6万人収容の主会場での一戦に向け、オールブラックス(NZ代表)がどんなメンバーで臨むか注目される。
森本2点演出 インテルに金星
20日、セリエA第4節のノヴァーラ対インテルが行われた。ノヴァーラの森本貴幸、インテルの長友佑都はともに先発出場。
序盤からインテルはウェスレイ・スナイデルを中心にボールを回すが、前線での連係がとれず、効果的な攻撃を繰り出せない。左サイドに入った長友は持ち前の運動量でオーバーラップを繰り返すが、ディエゴ・フォルランとポジションが重なってしまう場面が多かった。
逆にノヴァーラは38分、リッカルド・マッジョーニのゴールで先制に成功。前半をリードで折り返す。
後半、インテルはフォルランらを下げてジャンパオロ・パッツィーニらを投入。長友は右サイドに回ると、開始早々にはカットインから左足で強烈なシュートを放つなど積極的にプレーした。
しかし、ノヴァーラの守備陣を崩せずにいると、86分、効果的な動きを見せていた森本がスルーパスに抜け出し、アンドレア・ラノッキアに倒されてPKを獲得。このプレーでラノッキアは退場となった。森本が獲得したPKを、マルコ・リゴーニがしっかりと決めてノヴァーラは追加点を奪取。
その後、インテルは長友のクロスのこぼれ球をエステバン・カンビアッソが決めて1点差に詰め寄るが、ロスタイムには森本の粘りが基点となり、最後は再びリゴーニが押し込んで試合に終止符を打った。
結局、試合はノヴァーラが3−1でインテルを下して今シーズン初勝利。一方、インテルは公式戦5試合で1分け4敗となってしまった。なお、森本、長友ともにフル出場している。